覚悟するということ
5月28日です。
今日は午後から病院にお見舞いに行きました。
妻と私の友達のお孫さんのお見舞いです。
その子は7月で一才の誕生日を迎えます。
・・・5月に突然 病に襲われました。
病名は劇症型急性脳症・・・
病はすさまじいはやさで蝕んで行きました。
あっという間に意識のない状態になったそうです。
そして、お医者さんから言われた言葉は
あまりにも残酷な言葉だった、
残念だが脳死の状態になってしまい手の施し様がないということ、心臓は動いているが、
自分で呼吸をすることができないということ、体温が34度しかないということ、延命措置をしても植物状態であるということ、
そして、延命措置をするのか?ということだったそうです。
突然の選択を迫られ、かなり悩み、言い合いをして覚悟を決めたそうです。
心臓が止まってしまった時は、延命措置をしないという決断を。
その決断が正しいとか間違いとかはなにも言えない。
ただ胸が苦しい❗今日見たその子は今にも目を開けそうだった。ただ眠っているだけに見えて・・・胸が苦しい!胸が痛い!涙ばかりがこぼれて立っていられなくなりました。
初めて目の当たりにした小さな命が消えかかっている現実、耐え難い現実・・・
その子の家族の辛さは、こんなものじゃないだろう。
私はその子の笑顔を見たことはない、声を聞いたこともない、笑い声も・・・
でも、その子の家族はそれを知っている、
それを思うと苦しい。
人は生まれて、死んでいく、
だけど、子供が親より先に逝くのは辛いよ。
でも、いつ何があるかわからない
私も明日死んでしまうかも知れない、
だから、1日を大事に全力で生きていく。
頑張れ! 生きろ! 頑張れ!